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年頭のごあいさつ

2021年 1月1日

あけましておめでとうございます。

旧年は、宿屋には波乱の1年でした。

今年はいいことあるでしょうか。

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密になるかもしれない、近隣の有名社寺を避けて

徒歩数分の「鎮守さま」に初詣に行ったところ、

いつも閉ざされている社殿が開かれていました。

紙コップが添えられているところを見ると

右のみかんとお酒は参拝者用、ということのようです。

身近な場所での新しい発見、小さな心遣いにうれしくなりました。

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神社のそばの桜並木から北アルプスの景色。

今年の元日は、山は霧に閉ざされてしまいました。

見通しは効きませんが、わたしは知っています。

深い霧の向こうには、変わらぬ山の雄姿があることを。

寒い冬が過ぎれば、満開の花が咲くことを。

 

今年は自主休業からのスタートとなりましたが、

やがて皆様にお会いできる日を楽しみにしております。

今年もどうぞよろしくお願いします。

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(2020年4月の桜並木)

門松と蛇口

12月27日

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正月まであと5日、門松を飾りました。

ゲストさんのいない正月となりますが、

神さまにはそのぶんゆっくりしていっていただきましょう。

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当たり前かもしれませんが、ゲストさんが来られなくても

掃除は毎日やっています。

特に水回りの金属部分、指紋や水垢がついたままなのはキライなので

いつもピカピカになるまで磨いています。

今はできることをやる、それに尽きますね。

 

前夜(休業のお知らせ)

12月24日

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「前夜」の朝の様子です。山の景色はホワイトですね。

あの方の誕生日前夜なわけですが、

本来なら当ゲストハウス冬営業スタート前夜でもありました。

しかし今月14日のGoToトラベル事業一時停止発表に合わせて

新規の予約受付を停止、その後、すでにいただいていたご予約も

すべてキャンセルになり、結局しばらく休業ということになりました。

もっとも新規受付停止のときに、ご予約済みの方にも

「ご不安でしたら遠慮なくキャンセルを」とお伝えしていたので

想定内のことではありますが、やはりさびしいものですね。

休業という選択は究極の消極策で、これでいいのかとも思いますが

たった2人で大河の流れを変えるには

少なくともそれ相応の策と時間が必要でしょう。

やはり今はそのときではないのかなと思います。

再開に向け策を練りつつしばらく静かに過ごすことにします。

営業再開の折にはどうかまたよろしくお願いします。

新規のご予約受付停止

本日12月14日よりしばらくの間、新規の予約受付を休止します。

予約受付の再開は、1月10日前後に判断します。

(その時点で再開する場合、ご宿泊は1月15日分から承ります)

GoToトラベル事業が一時停止されても営業はできるわけで

すでにいただいているご予約分は営業しますが、

独自判断で上記の措置を決めました。

あしからずご了承願います。

 

あづみの池田ゲストハウス マネージャー 西田隆裕

休業中の一大イベント

12月11日

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暖かくて風のない日に障子貼り。

大そうじや片付け大好きなサブマネが主導、

マネージャーはアシスタントに回って手早く終わりました。

奥さん主導がうまくいくコツなのでしょうかね。

晴読雪読

12月5日

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今朝は起きてみると今シーズン初の平地の積雪。

しかし昼頃には晴れてすっかり解けました。

一度は解けてしまっていたアルプスの雪は再び積もって白さを取り戻しています。

そろそろ根雪が付くころでしょうかね。

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外は晴れたり曇ったり、はたまた雪が降ったりですが、

マネージャーは家にこもって読書したりメモをとったりの日々。

「晴耕雨読」ならぬ晴読雪読ですね。

GoToキャンペーンは6月まで延長の模様。一見、宿業には朗報のようですが

定率での割引キャンペーンは低価格施設には逆風となる政策です。

「安く泊まれる」というのもひとつのサービスと考えてやってきましたが、

ただぼやいていても始まらないので、

価格以外の価値もわかりやすく打ち出してみよう!といろいろ思案、勉強中。

お金やリーダーシップはないので、知識とアイデアで勝負!

・・・まあそんなにうまくいくかは分かりませんが、

どんなことであれ、学んだ知識は「ムダになる」ということはない、

と思ってコツコツやっています。

わかりやすく「かたち」になったら、HPやブログで発表しますね。

無事完走

11月29日

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きょう29日朝のチェックアウトをもって、2020年春ー秋期営業を終了しました。

春から、と言っても4月から6月はほぼまるごと休業し、

営業再開後も制限付きで慎重に進めてきましたが、

大ごともなくここまで来れただけでホッと一息、といったところです。

 

宿業というのは基本的には「待ち」の営業です。

しかしただボーッと待っているだけではダメだなということを

改めて痛感したシーズンでもありました。

肩ひじ張らず気軽に泊まれる宿、というテーマは残しつつ、

「この宿おもろいな」と感じてもらえるようなものも

来期以降少しでも出していきたいと考えている今日このごろです。

大がかりなことはできませんが、いろいろ考えていますので

あまり期待しないでご期待ください(?)

 

今シーズンもありがとうございました。

冬営業は12月25日(金)から始めますので、そちらもよろしくお願いします。

2020.11.29 あづみの池田ゲストハウス マネージャーにしだ

雲のフタ

11月24日

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最近の陽気で消えていた山の雪ですが、今朝は再び冠雪していました。

山の少し低いところにフタをするように雲が出て、

その上は朝日を受けて輝いています。

 

北アルプスの山小屋は先週末でみんな営業終了しました。

当ゲストハウスも今週末でいったん営業終了です。

いろいろありましたがなんとか無事に終わりそうです。

12月の25日から営業再開予定。無事に再開したいですね。

 

 

ポラリス

11月17日

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Polaris =北極星。

極北の大地アラスカを主なフィールドに活躍中の写真家・佐藤大史さん。

同時期に山小屋で働いていた縁で今も交流があるのですが、

「来年のカレンダーってどこで買えるの?」と聞いたら

わざわざ届けてくださいました。

毎年のように、ときには年に複数回アラスカを踏んでいた大史さんですが

やはり今年は出国ままならず。

それでもフィールドを信州や国内に代えて、

撮影に留まらない活動をしているとのこと。

お互いに近況を伝え、発想と知恵で乗り越えようという話になりました。

場所やジャンルは違っても、昔は「同じ釜の飯」の間柄、

なんとか生きていく場を探しているのは自分だけではない、と思うと

励みになりますね。

雄大な自然と、かわいくも逞しい生き物たちがたくさん写っている

大史さんの2021年カレンダーは、こちらからどうぞ。↓↓↓

http://daishisato.com/

県民デー

11月15日

当ゲストハウスから車で15分の安曇野ちひろ美術館。

きょうは長野県民デー(県民無料の日)ということで出かけてきました。

都合で午後4時の閉館まぎわに駆け込み、

ほとんど駆け足で館内をめぐりました (^^; それでも楽しかったです。

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夕暮れ時のなんだか寂しげな写真になりましたが

閉館ぎりぎりでもけっこう賑わっていましたよ。

こちらも今シーズンはたいへんだったと思いますが

それでも例年通り無料デーをやってくださる、ありがたいことです。

いわさきちひろさんと世界の絵本作家さんのやさしい絵がいっぱいの美術館、

11月いっぱいで今シーズンの営業はおしまい、冬は休業になります。

今月に近くへお越しの折にはお訪ねになってはいかがでしょうか。

(水曜定休です)