9月14日
11日から3日間、宿をお休みにして中央アルプスの山を歩いてきました。
山なら安曇野にいくらでもあるのですが(笑)
同じ信州でも他の地域の山も歩いてみたい、
遠くまで山を楽しみに行く「ゲストさん」の心境に近づいてみたい、
という思いもあって選んだ中央アルプス・木曽駒ケ岳。
標高は2956mもありますが、麓からロープウェイで7合目あたりまであっという間、
運動不足気味の中年夫婦にはちょうどよい山でした。
ロープウェイを使えば簡単に日帰りできるところを
あえて麓で1泊、山小屋で1泊のらくらく日程で行きました。
********************************
11日は夕方に出発し、駒ケ根市の温泉で1泊。
翌日は朝からよく晴れて、麓からも千畳敷の景色がよく観えます。
(右側の白っぽく見える岩場)バスとロープウェイを乗り継いで、ロープウェイの上の駅に到着。
このころには少し雲が出てきたので、千畳敷の景色もそこそこに
一路、木曽駒ケ岳の山頂を目指します。
途中、泊りの山小屋に荷物の大部分を預けて、2時間の歩きで山頂到着。
山頂ではまた雲が少なくなって、絶景を楽しみました。
山頂からの景色と、夢中で撮影しているサブマネさんのうしろあたま(笑)
景色と昼食を楽しんだ後に山を下り、3時前に山小屋「宝剣山荘」に到着。
(カメラを見下ろす角度になったので、エラそうに見えてすみません)
ひと休みの後、疲れ切ってしまったサブマネさんを残して往復40分の宝剣岳へ。
頂上付近は鎖の岩場の連続でスリル満点でした。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
翌朝は5時過ぎから日の出の絶景。
やはりせっかく山へ行ったら山の上で泊まって、
日の出の荘厳な景色を楽しみたいものです。
朝食後、6時に山荘出発。
ロープウェイ乗り場から歩いて1時間の山荘に泊まる方は
ほとんどがさらに山の奥を目指すような方で、
山荘出発後にすぐ下山するのはわたしたちだけだったようですが、
おかげでロープウェイ営業前に、静かに遊歩道を楽しむことができました。
きのう登ってきたときは曇っていた千畳敷もご覧の通り。
ロープウェイ始発の30分前に乗り場に到着。
コーヒーを飲みながら営業前の試運転の様子など眺めたあと、
文明の利器を利用して華麗に下山しました。(”加齢”なる下山?)
しばし「山ある記」にお付き合いくださってありがとうございました。
楽しかった山の思い出を胸に、
今日からまたゲストのみなさんをお迎えしたいと思います。